学校の保健室などへ駆け込むことさえできない不登校児童や、なかなか口を開かない被虐待児童から発信される危険信号を、如何にしていち早く受信・察知するかが重要な問題である。この問題は早急に解決する必要がある。
各県や市町村には子供電話相談室などがあり、きめ細かい対応がなされている。しかしながら、多数の子供を短時間に処理するには限界がある。そこでこれらを解決する次のような手法を提案する。
- 児童虐待の早期発見・早期対応に役立つ、ゲーム感覚で問題を察知でき、携帯端末上で実行できるアプリケーションを作成する。
- 学校の先生や拠点のボランティア・ワーカに専門家を加えて、いろいろなデータを参考にして、児童虐待の兆候がどのように現れるかを調査し、収集したデータから関連する情報を抽出する。
- 得られた調査結果をもとにデータベースを作る。