編集後記|POSTSCRIPT



ここに、当大学で初めて電子化された記念すべき紀要を発信致します。ご覧になった印象・感想は如何でしょうか? 種々の理由で国内で紀要がweb化された例があまり見受けられない点については、前号の編集後記で触れた通りです。それでも図書館委員一同、大学内外での情報のより有効かつ迅速なアクセスのためにweb化は必須であり、二年に亘りその実現を検討してまいりました。現在図書館委員から転出された相良二朗教授には、web化のための種々の問題点の抽出を含めた調査および適切な業者の選出に多大の尽力を頂きました。先生の齎した結果が無ければ今回のweb化の実現はまだ先の目標で終わっていたかも知れません。心より感謝申し上げます。さらに、今年度には引き続いて野口正孝教授と新たに向井昌幸講師を中心にして今回のweb化が具体的に実現しました。お二人の先生方のご尽力に感謝申し上げます。
また同時に、他の図書館委員の先生方と図書館事務室の方々及びweb制作会社の(有)シースペースにも多大の労力を賜りました。併せて感謝申し上げるとともに、今後もさらにより良いweb化した紀要の発行のための改善にご尽力いただけますようお願いいたします。大学の一つの顔として外部から本学をより知っていただくために、冊子と違ったweb画面はデザインを標榜する本学紀要にとって一層重要な役割を果たすものと考えられます。また掲載したweb画面の印刷に関しても多々改善すべき点などが出てくるものと考えております。今後も図書館委員をはじめ図書館事務室の全員で改善を図る所存です。紀要に投稿された先生方および紀要をご覧になった方々から忌憚のないかつ建設的なご批判・ご意見を賜りましたら幸甚です。
なお、今回の結果を参考にさせていただき、web化する際に有用な投稿要綱を近日中に纏めるべく図書館委員会で検討中です。改めて、今後投稿を希望される先生方に是非参照頂ければと希望しておりますので宜しくお願いいたします。

神戸芸術工科大学図書館委員会 委員長 小倉繁太郎



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