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報告|REPORT


デジタル画像を用いたテキスタイルプリントの可能性

Possibility of the textile print using digital image


戸矢崎 満男

TOYAZAKI, Mitsuo Professor, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


伊藤 藍

ITO, Ai Assistant, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


杉本 真理子

SUGIMOTO, Mariko Assistant Professor, Department of Visual Design, School of Design


ばんば まさえ

BAMBA, Masae Assistant Professor, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


盛 雅弥子

MORI, Ayako Assistant, Department of Visual Design, School of Design




0 はじめに

ファッションとテキスタイルの世界で「プリント」とは、布に模様(柄)を印刷したものを言う。印刷(printing)は、紙やその他にも行われ、電子機器の基盤もプリントされている。印刷の歴史は古いので、ここでは表現の新しい可能性の提案を行う。
 今日、テキスタイルデザインの世界では、他の分野と同様にデジタル化が進んでいる。テキスタイルでプリントと言う場合、一般的にシルクスクリーン捺染が主であった。それは今日でも変わらないが、デジタル化にともない、熱転写やインクジェットプリントの需要が高まっている。しかし、熱転写やインクジェットの技術が既にあるにもかかわらず、意外に流通していない現状がある。その点を踏まえ、今後の可能性を考えて、それぞれが試作を行った作品を中心に報告する。
 今後、技術は更に高まり、利用は一般化されるであろう。この研究は、そのための方法として活用されることを目的としている。


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