本研究において素材の提供を頂いた、株式会社桜製作所(木っ端)、兵庫県皮革産業協同組合連合会(鞄用皮革)、兵庫県摂津地区皮革工業協同組合(衣類用皮革)、株式会社ストック小島(鞄用皮革)、株式会社ビックジョン(デニム生地)、深喜毛織株式会社(ウール、カシミア織物)、投光器、調光器などを快く貸与して頂いた株式会社神戸国際ステージに対して、本稿をかりて、共同研究者一同深く感謝いたします。
*1― | 「共同プロジェクト」本学の特色ある授業の一つであり、担当教員が学外から依頼をうけたプロジェクトなどを単位化する特別な授業形態である。対象学生は、1年次学生であり、入学後一ヶ月を経過した頃に学生を集めプロジェクトの内容について説明会を開く、そこで興味のあるプロジェクトに履修登録する。 |
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*2― | 「生活デザイン実習」プロダクトデザイン学科では、デザイン実習授業を3年次から4コース(生活デザイン・インダストリアルデザイン・インテリアデザイン・ITデザイン)に専門化させて授業を行っている。生活デザイン実習では、私たちの生活を営んでいる身の回りから問題を発見し、提案を行い、実材による制作を授業の目標としている。 |
*3― | 「特別プロジェクトI・II」ファッションデザイン学科有志学生と指導教員により行われたプロジェクトである。 「特別プロジェクトI」 : 再生繊維を用いた「エコ制服」 3・4年次学生、研究生、および大学院生の合計16名が参加し、再生繊維を用いた「エコ制服」を行った。21世紀のファッション都市における新たなライフスタイルのテーマとして「環境」を取り上げ、ペットボトルの再生繊維を用いた「エコ制服」の提案、作品制作を行った。2003年7月19日(土)より10月14日(火)、神戸ファッション美術館において開催された「神戸ライフスタイル展(神戸市主催)」に出品した。 「特別プロジェクトII」 : 廃棄素材を用いたデザイン制作 3・4年次学生が参加し、廃棄素材を活用したデザイン制作行った。ファッション製品を作る際に必ず出る残布や裁断落ちの素材を破棄するのではなく、再用して新たなデザインを提案した。残布、裁断落ちのデニムやカシミア、皮革素材を用いて、タペストリーやバック、コサージュ、ジャケットやスカートなど、新たなデザイン展開が行われた。2004年3月22日(月)~26日(金)KDUギャラリーにおいて展示した。 |
*4― | 「KDUギャラリー」 神戸芸術工科大学本館1階のギャラリースペースである。本学における催し物や、学生作品の発表展示に使用するなど多目的に活用されている。 |
(1) | 相澤孝司ほか 学生と教員による使用済みペットボトルを用いたライティングオブジェの共同制作 神戸芸術工科大学紀要 pp.82~91 2001年 |
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(2) | 清涼飲料PETボトルデザインNOW 日報2000年 |
(3) | エコデザイン 山本良一 ダイヤモンド社 |
(4) | エコプロダクツ時代の到来 山本良一 日科技連出版社 |
(5) | 循環型社会づくりの関係法令はやわかり 石川禎昭 オーム社出版局 |
(6) | リサイクルのしくみ 中村三郎 日本実業出版 |
(7) | 平成13年度版 環境白書 環境省編 |
(8) | エコマーク商品カタログ2002年版 (財)日本環境協会監修 チクマ秀版社 |
(9) | 再利用のデザインに関する研究 神戸芸術工科大学 芸術工学研究所 研究報告集 2002 No.3 pp.16~19 2003年 |
(10) | 再利用のデザインに関する研究-その2 神戸芸術工科大学 芸術工学研究所 研究報告集 2003 No.4 pp.50~53 2004年 |