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2-3 2005年度における西脇地区 地場産業である播州織との取り組み

2-3-1 産学連携教育プログラム

 2005年度、3年ファッション企画デザイン演習Aにおいて、「播州織」という素材を理解し、その製品の売り先を調査するための教育プログラムを産学連携で実施した。 このプログラムは、後期に行う繊維総合見本市「ジャパンクリエーション2006」*2に向けた商品企画と製品見本の提案を最終的な目的にして、そのプレ・プログラムとして実施したものである。このプログラムには、ファッション企画コース学生10名、ファッションデザインコース学生21名が参加し、西脇の産元商社である株式会社カゲヤマとの連携を行った。
 産元商社の製品の売り先であるセレクトショップやSPAをターゲットにした2006年春/夏のファッション企画、製品見本の制作を行った。ターゲットとしてセレクトショップの「ビームス」、「ユナイテッド・アローズ」とSPAの「コムサ・デ・モード」の三社を選んだ。製品は、播州織を用いたフル・アイテムとして、それぞれのショップに向けて、メンズ商品、レディース商品を提案し、合計6つの商品企画と製品見本の制作を行った。

図9 ビームスに対する商品企画と製品見本

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図9 ビームスに対する商品企画と製品見本

図11 コムサデモードに対する商品企画と製品見本

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図11 コムサデモードに対する商品企画と製品見本

図10 ユナイテッドアローズに対する商品企画と製品見本

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図10 ユナイテッドアローズに対する商品企画と製品見本



 成果物の商品企画と製品見本は、売り先のショップに対するプレゼンテーションのシミュレーションとして展示会を開催した。KDUギャラリーで実施した展示会では、連携先の経営者とデザイナーに対してプレゼンテーションを行った。

図12 プレゼンテーション

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図12 プレゼンテーション

図13 連携先の経営者からの講評

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図13 連携先の経営者からの講評



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