Research on New Universal Design through the "Even Art Project"
--- A review of 2007 activities ---
阪神淡路大震災の10年目である2005年5月、ユニバーサルデザインを学生の視点から考えるプロジェクト・even art project(イーブン アート プロジェクト:以下eapとする。)が設立された(図1)。eapは、神戸芸術工科大学ファッションデザイン学科の有志教員と学生たち約50名によって設立されたデザイン&アート集団である。evenとは、「平らな」、「平等」を意味し、デザインやアートを通じて身近な人に心地よさを届けるというコンセプトのもと設立された。2005年、2006年の活動については、神戸芸術工科大学紀要2005・2006に記載している(写真1)(写真2)。
本報は、「ホタルと仲良し光るキノコづくり」、「帽子をかぶろう!」プロジェクトなど2007年度に行なった企画に関して報告する。