1－3　みついけのグリーンネットワーク

1－3－1　舞多聞みついけ公園　市民花壇の管理

舞多聞みついけ公園では、都市機構のサポートを受けながら、神戸市「美緑化ボランティア」の補助(年間2万～3万円)を得て、市民花壇の管理を行っている。市からは年3～4回の苗木の支給がある。

花壇植付け後は参加者で公園のゴミ拾いや、除草作業、水遣り当番等ミーティングを行っている。現在水遣りボランティアは約40名である。(図1-3-1、1-3-2)

【第1回植替え】2007年3月25日

約20名参加。マリーゴールド・ゼラニウム植付け。花壇植付け後、みんなで公園のゴミ拾い・除草作業。

【第2回植替え】2007年8月5日

約20名参加。日々草等植付け。花壇植付け後、水遣り当番等ミーティング

【第3回植替え】2007年12月1日

約30名参加。パンジー植付け。

【第4回植替え】2008年5月25日

約20名参加。マリーゴールド植付け。

1－3－2　「県民まちなみ緑化事業」補助金の活用

みついけでは、兵庫県「県民まちなみ緑化事業」の補助金を活用して緑化を行っている。兵庫県は、2006年度より県民緑税を導入し、それを財源とする県民まちなみ緑化事業を開始した。本事業には「防災緑化」「環境緑化」「修景緑化」があり、このうちの「環境緑化」においては、住民が、公園、学校、広場、住宅地や空き地などで共働して実施する緑化活動に対して、兵庫県から苗木の提供や緑地整備費などの助成が行われる。

みついけでは、神戸芸術工科大学　齊木研究室のサポートを得ながら、2007年度までに、全68世帯中、10グループ39世帯が実施し、「同一樹種による生垣の植栽」「斜面緑地や隣地境界付近の緑化」「グラスパークによる隣地との一体的な駐車場の整備」「一体的な生垣や統一的なシンボルツリーの植栽」「隣地との一体的なオープンスペースの緑化」を実践した。(図1-3-3)。