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1 学科ウェブサイト立ち上げの背景

1-1 受験生に向けての情報発信

今日、何か調べたいときにインターネット上で検索をすることは当たり前になってきている。これは受験時に大学を選ぶときも同様で、2008年6月に学科の1~3年生を対象にインターネットの利用状況に関するアンケートを実施したところ*1、大学選択時にインターネットを活用したと答えた学生が、3年生では6割だったのが、1年生では9割近くに及んでいた。また、大学ウェブサイトの印象が大学選択に影響を与えたと答えた学生は、3年生では4割だったのが、1年生では7割以上となっていた。このように、年々ウェブサイトが大学選択に与える影響が大きくなっていることが確認できた。そこで、受験生に向けて学科をアピールするためには、ウェブサイトは有効なツールであると考えられた。

1-2 無料ブログの限界

既に学科では、図1のような「PRAXIS *2 ON THE WEB」という学科公式ブログ *3があり、学科のニュース、実習や講評会、日常風景などを定期的に記事にしていた。受験生からは学科の雰囲気が良くわかって参考になると好評を得ていた。また、記事に取り上げられることを楽しみにしている在学生も多く見られた。しかしながら、無料のブログをレンタルしていたため、カスタマイズにも制限があり、1)特定の教員による更新であったため、視点や記事内容がマンネリになりがち、2)ニュースや案内記事、学生の日常風景、実習や講演会の報告などが同列に扱われてしまうため、伝えたい情報が裏に隠れてしまう、3)例えば、学科の基本的な情報など静的なコンテンツが掲載しにくい、といった問題を抱えていた。

図1:旧学科公式ブログ「PRAXIS ON THE WEB」

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図1:旧学科公式ブログ「PRAXIS ON THE WEB」

    

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アンケート結果の詳細は、http://www.kobe-du.ac.jp/env/projects/report.phpを参照のこと。
毎年、環境・建築デザイン学科では、優秀作品集と学科案内からなる「PRAXIS」という冊子を作成している。
「このブログでは、当学科でのさまざまな出来事を紹介します。タイトルにある「PRAXIS」とは、自由な人間による開かれた討議や創造行為を意味する言葉。われわれの学科がめざす方向を示しています。」というコンセプトのもと、2006年4月に立ち上げられた。http://www.kobe-du.ac.jp/env/dept/blog01/