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5 おわりに

新学科ウェブサイトの立ち上げからようやく1年がたった。内容も充実してきて、学科の空気感が学科ウェブサイト上にも漂うようになってきたように思える。また、定期的な閲覧者も増加*9していて、毎日150人前後、多いときは一日に500人近くがアクセスしている。学科ウェブサイトをチェックしている在学生も増えてきていて、「学科サイト見ました」など学科ウェブサイトで取り上げられた記事に関する会話も聞こえるようになってきた。また、これまで見えなかった学生の姿(学外での活動様子、課題などに対する本音)などが、「特派員だより」を通じて分かりやすくなったので、教育の成果がフィードバックされている感覚が得られる、という教員の声もある。

そのような意味で、今回立ち上げた学科ウェブサイトは、少しずつではあるが確実に“第2のキャンパス”としての役割を果たしはじめているように思われる。物理的な敷地境界の無い、世界に対して開かれたこの“第2のキャンパス”上での活動を通して、社会と大学との新しい関わり方についても、今後様々な可能性を追求していきたい。

注・引用文献

*1―
アンケート結果の詳細は、http://www.kobe-du.ac.jp/env/projects/report.phpを参照のこと。
*2―
毎年、環境・建築デザイン学科では、優秀作品集と学科案内からなる「PRAXIS」という冊子を作成している。
*3―
「このブログでは、当学科でのさまざまな出来事を紹介します。タイトルにある「PRAXIS」とは、自由な人間による開かれた討議や創造行為を意味する言葉。われわれの学科がめざす方向を示しています。」というコンセプトのもと、2006年4月に立ち上げられた。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/dept/blog01/
*4―
学科ニュースは、「お知らせ」「イベント」「教員」「卒業生」「受験生」というカテゴリに分け、広く伝えたい学科の出来事を発信している。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/news/
*5―
助手が中心となって更新しているコンテンツで、「イベント・講演会」「実習・講義」「プロジェクト」というカテゴリにわけ、1年を通して大学で行なわれている基本的な出来事が押さえられるようになっている。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/practice/
*6―
主に学生特派員が更新しているコンテンツ。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/report/
*7―
学生特派員たちの紹介ページ。年度毎に1ページ作成しており、毎年ページが追加されていく。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/report/2009.php
*8―
「PRAXIS」の優秀作品集をPDF化し、学科サイト上で閲覧できるようにしている。
http://www.kobe-du.ac.jp/env/works/
*9―
設置しているアクセス解析では、リピーターが68%、新たな閲覧者が32%という結果が出ている。

    

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設置しているアクセス解析では、リピーターが68%、新たな閲覧者が32%という結果が出ている。