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3 現行(2009年度現在)のカリキュラムと学生の現状について

英語科カリキュラムの改訂作業と本稿執筆に限らず、本学における英語教育の実情と将来のあり方について貴重なご意見を賜った末延岑生講師(兵庫県立大学名誉教授)ほか本学英語科非常勤講師各位と、開学当初よりフランス語も担当されている西村太一教授(文学理論)、基礎分野全体の中での語学教育の位置づけ等について繰り返し議論させていただいた小山明主任教授ほかデザイン教育研究センター教員各位と実務担当の視点から貴重なご指摘をいただいた教学課各位、そしてSIFE参加に際してさまざまな意見交換の機会を持った柊伸江研究員と「みっくすさいだー」の学生諸君をはじめ、アンケートやヒアリングに限らず、折々に本学における英語教育についての貴重なご意見をいただいた、すべての教職員各位並びに学生諸君に御礼申し上げます。

注・引用文献 (URLについてはすべて2009年7月24日に確認)

*1―
先端芸術学部について http://www.kobe-du.ac.jp/proart/
*2―
最新年度の時間割およびシラバスを含むWeb版『LEARNING GUIDE』(履修要覧)は、本学Webサイトの在学生向けページ「時間割・ラーニングガイド」から閲覧可。http://www.kobe-du.ac.jp/student_guardian/class/04.html
*3―
『神戸芸術工科大学 大学案内2010』p.95.
*4―
同上『大学案内』p.107. 最新年度の電子版大学案内は、本学Webサイトの受験生向けページから閲覧可。http://www.kobe-du.ac.jp/future/
*5―
http://www.tanigaku.ac.jp/profile/idea.html
*6―
筆者はもともと国際関係専攻の出身だが、「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」は、開発途上国が「持続可能な開発」を自力で行えるようになることを理想とする援助の現場でよく使われる表現でもある。
*7―
多読用の教材としては、Oxford Bookworms(オックスフォード大学出版局)を多数購入済。http://www.oup-readers.jp/students/index_jp.html
*8―
http://www.nhk.or.jp/charo/
*9―
ただし、「er 緊急救命室 (ER)」に代表される最近の海外ドラマは、リアルな半面、話の進行も登場人物の台詞回しも非常に速く、また一話の中で複数のプロットを同時進行することも多く難易度が高い。学生には「少し古めのドラマで『お気に入り』が見つかれば、その方が聞きとりやすい」と説明している。
*10―
参照:「英語辞書はやっぱり「紙」」『AERA』2008.3.3号、p.75.
*11―
第2外国語としてフランス語Iまたはドイツ語Iの4単位が必修。
*12―
環境デザイン学科(現・環境・建築デザイン学科)は12単位が必修。2ヶ国語以上を選択することが望ましいとされた。
*13―
語学科目について、環境デザイン学科は18単位、その他の学科は10単位の履修が必修で、引き続き2ヶ国語以上の選択が望ましいとされた。
*14―
1998年度は不開講。
*15―
英語以外の語学科目としては中国語が追加された。なお語学科目全体で1999年度は12単位(環境デザイン学科)、8単位(工業デザイン学科プロダクトデザインコース=現・プロダクトデザイン学科)、10単位(視覚情報デザイン学科=現ビジュアルデザイン学科ならびに工業デザイン学科ファッションデザインコース=現・ファッションデザイン学科)が必修、2000年度以降は視覚情報デザイン学科が10単位、他学科は8単位以上が必修となった。
*16―
英語の他フランス語で開講(2003年度まで)。
*17―
ハングルが新開講、ドイツ語は廃止。
*18―
2005年度まで『LEARNING GUIDE』に記載のあった「2ヶ国語以上を選択して履修することが望ましい」との注意事項は削除された。
*19―
筆者の収集した情報に基づき学内で検討の結果、NPO法人英語運用能力評価協会(ELPA)のACE Placementテストが使用された。 http://english-assessment.org/products/test/placement.html
*20―
シラバスの「授業目的」も共通化されている。
*21―
耳から聞こえてくる音声に遅れないようにできるだけ即座に声に出して繰り返しながらそっとついていく」訓練のこと。門田修平『シャドーイングと音読の科学』コスモピア、2007年、p.11.
*22―
留学生限定の日本語を除く「リテラシー(語学)」科目(2-4参照)については「予備登録」を行い、希望者が多い場合には抽選を実施している。
*23―
キャリアサポートの一環として、「TOEIC予備校」講師による対策講座が行われている(キャリアセンター主催・有償)。
*24―
最新の入試情報は http://www.kobe-du.ac.jp/exam/
*25―
内田樹『下流志向-学ばない子供たち 働かない若者たち』講談社(講談社文庫)、2009年、p.32. なお下線部は原文では傍点。
*26―
「ネイティブ英語の時間」である「英語コミュニケーション」も、学生からの人気はあるが2コマ開講されているうち片方に履修登録が集中する傾向が見られ、同様の「時間割効果」が影響しているとも考えられる(教学課担当者との意見交換より)。
*27―
前掲『大学案内』表紙。
*28―
山田雄一郎『日本の英語教育』岩波書店(岩波新書)、2005年、特に第4章「英語教育の構造」を参照。
*29―
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/020/sesaku/020702.htm
*30―
「戦略構想」への批判については以下を参照:大津由紀雄編著『危機に立つ日本の英語教育』慶応義塾大学出版会、2009年
*31―
参照:斎藤兆史「英語能力試験依存症、母語話者至上主義、そして訳読について」『英語教育』58巻5号、2009年、p.41.
*32―
行方昭夫『英文の読み方』岩波書店(岩波新書)、2007年、p.92.
*33―
(1)市場経済の理解、(2)市場経済で成功するためのスキルの獲得、(3)起業家精神、(4)個人的財務能力の向上、(5)持続可能な環境への配慮、(6)ビジネス倫理、(7)チームの持続可能性。
*34―
SIFE日本事務局公式ページ: http://www.sife.jp/
SIFE International: http://www.sife.org/
*35―
http://www.mixsider.com/ 「みっくすさいだー」並びにプロジェクトの詳細については以下を参照。見寺貞子、柊伸江、畠健太郎「「イーブン・アート・プロジェクト」によるデザインへの実践教育に関する研究-ユニバーサルを視点としたモノ・コトづくり-」『芸術工学(神戸芸術工科大学紀要)』2006 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/06/report/09-01.html

 

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