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2 全体構想の策定

2-1  現況分析と現地調査  

マスタープランの策定にあたり、最初に稲美町の現況についての把握を行った。これについては、既に平成17年度に主要な項目についての分析が行われていたため、今回はその内容を確認整理し、必要な補足を行うことが主な作業となった。現況分析として取りあげた主な項目は、下記の通りである。

a.
地域の概況
位置、地勢、地質、水系、植生、気候、歴史、文化財等
b.
人口および産業
区域別の人口と世帯数、年齢別構成、人口流動、人口動態、産業構造、農業・工業・商業に関する調査結果等
c.
土地利用と建築の動向
地目別面積、農地転用実積、市街地開発状況、住宅の状況、建築動向、開発動向等
d.
都市施設
道路、交通量、公共交通、公園、河川、上下水道、教育施設、その他の公的施設
e.
上位・関連計画
上位計画、分野別広域計画の内容等

以上の項目について、ひととおりの理解を行った上で、環境・建築デザイン学科の学生および教員による十数名のメンバーで数日間に渡る現地調査を行い、地域の景観特性や文化財等、様々な地域資源の状況について、いっそう詳細な把握を行った。


写真1 現地調査の様子、天満大池にて

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写真1 現地調査の様子、天満大池にて


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